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Introduction

全世界に〈勇気と感動〉を届けた大ヒットシリーズ最新作!
空手とカンフー、2つの《ベスト・キッド》の世界が、今1つになる─。

2人のレジェンドの極意を受け継ぐ<ニューヒーロー>が誕生！

全世界で大ヒットを記録した映画『ベスト・キッド』シリーズ。1985年に日本公開されたオリジナルの『ベスト・キッド』(1984)は、いじめられっこの高校生ダニエル・ラルーソ（ラルフ・マッチオ）が 空手の達人ミスター・ミヤギ（ノリユキ・パット・モリタ）と出会い 独特な修行方法により心身共に成長、ラストの空手大会で因縁の相手に勝利する感動作。のちに続編も製作されるほどの人気シリーズとなった。さらに2010年にはジャッキー・チェンと、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスによるリメイク版が製作され、ジャッキーは空手ではなくカンフーの達人（ミスター・ハン）として、ジェイデン演じる少年ドレの師匠として登場、全世界で大ヒットとなり、ジャッキー・チェン主演映画史上NO.1の全世界興行収入を記録した！
また、オリジナル版でダニエル（ラルフ）と対決したジョニー（ウィリアム・ザブカ）の３０年後を描いたスピンオフドラマ「コブラ会」（２０１８）も制作、ストリーミング配信され、オリジナル公開から４０年たった今もなお愛され続ける 唯一無二のシリーズとなっている。

そして、シリーズ最新作『ベスト・キッド：レジェンズ』では、オリジナル版で主役のダニエルを演じたラルフ・マッチオがスクリーンに復活し、リメイク版でカンフーの師匠を演じたジャッキー・チェンと初競演！　本作でついに、カラテとカンフーのユニバースが一つになる！
本作の主人公は、北京でミスター・ハンからカンフーを教わる１７歳の高校生のリー。
最愛の兄を失ったことで戦いを封印し、NYに移住したリーに新たな試練が降りかかる――大切な人を守るため再び戦うことを決意したリーを援助し、極意を授けるハン師匠と空手の達人ダニエル。＜異なる２つの武道＞の＜２人のレジェンズ＞を繋いでいたのは 今は亡きミスター・ミヤギだ。
沖縄に空手を伝えたミヤギ家の祖先は、かつてハン家の祖先からカンフーを教わっていた。そして、ミヤギ空手を継承したダニエルが、本作ではミヤギの代わりとなって、リーを鍛え、勝利へ導いていく。かつての自分と同じように――。この＜師弟＞の絆に胸が熱くなる一方、胸がキュンとなる青春映画の要素も多分に描かれており、オリジナル版のダニエルとアリ（エリザベス・シュー）の恋愛も彷彿させる。また、本シリーズを代表する あの“独特の修行方法”もカタチを変えて継承されているところも注目だ。

2人のレジェンドの極意を受け継ぐ〈ニューヒーロー＝ベスト・キッド〉を演じるのは、世界中から応募が殺到したオーディションを勝ち抜いた新星ベン・ウォン。空手、カンフー、拳法、テコンドーなどの武術を習得したベンの〈究極のアクション〉は本作最大の見せ場として、シリーズ史に名を残すであろう。
その他のキャストは「マンダロリアン」（2019年）のミンナ・ウェンがベンの母親を演じ、「クルーエル・サマー」（2021-2023）のセイディー・スタンリーがベンの恋人役で登場。監督は「このサイテーな世界の終わり」（2017-2019）などで知られるジョナサン・エントウィッスル、脚本は『ピーターラビット』（2018）のロブ・リーバーが務める。